みなさん、こんにちは。
コーヒーの香りで、いつもリラックスしているtoshiです。
日本はもともとコーヒーの技術や経験値で言うと、他の国に比べてもとても素晴らしいと思います。以前、お話ししたアメリカ・カリフォルニアのブルーボトル代表ジェームス・フリーマンも日本の喫茶文化に魅了されたのは有名な話です。
そんなコーヒー大国である日本ですが、コーヒー好きの中には、違う国に行ってコーヒーにハマる人も多いです。その理由は、日本で言うコーヒーは、ドリップ方式のコーヒーが主流だからだと思います。今でこそ、エスプレッソ系のラテやモカなどがコンビニでも飲める時代ですが、“コーヒー”と言えば“ドリップ”でしょう。
そんな中で、海外に行くと、その状況が全く逆になります。
海外のカフェでは、主流はエスプレッソ系です。それが、サードウェーブという流れが出現し、“プワオーバー(pour over)”と呼ばれる、いわゆるドリップ方式が広まってきています。
前説がだいぶ長くなってしまいましたね・・・
そんな海外のカフェで働いたバリスタが、日本へ帰国してその国のスタイルのお店をもつことが稀にあります。
今回、名古屋でそんな海外でインスパイアされた風を吹き込んだカフェがオープンしたので行ってきました!
目次
大津橋にあるQ.O.L COFFEEさん

おそらく名古屋でもっともホットなカフェがこのQ.O.L COFFEEさんです。まだオープンして3ヶ月と数日のフレッシュなロースターカフェです。お店の入り口には、ロースターカフェらしく、焙煎機がどーんと座っています。豆もお店同様、新鮮そうですね!

ルーツはオーストラリア
ここで先ほどの前説の話に繋がるのですが、ここのオーナーさんは、2016年にオーストラリア・メルボルンのカフェで働いていた経験があるそうです。
メルボルンは美食の街!
メルボルンは、オーストラリアの東南部に位置する街で、シドニーに次いで国内2番目に大きな都市です。そんなメルボルンは、人気のあるレストランやカフェがたくさんあることで有名です。僕も2013年にコーヒーイベントがあって訪れたことがあります。
レンガ造りの古い建物やトラム(路面電車)が走っているシティは、とても素晴らしく訪れる価値がそれだけでもあります。そんな街内外に、たくさんの素敵なカフェが点在しています。
もし、コーヒー好きのあなたがオーストラリアを訪れることがあれば、このメルボルンは必ず訪れてほしい都市です。
そんなオーストラリアのカフェでインスパイアされたQ.O.L COFFEEさんには、いくつかオーストラリアを感じれる要素があります。
散りばめられたオーストラリアスタイル

テイク・アウェイ(Take Away)と呼ばれるメニュー
テイクアウェイとは、「持ち帰り」のことです。よくマクドナルドとかではテイクアウト(Take Out)と言いますよね。
これは、マクドナルドはアメリカ英語を使っていて、オーストラリアはイギリス英語を使っている違いであって、意味は同じです。
オーストラリアに限らず、イギリス圏の国ではテイクアウェイと言います。
フラット・ホワイト(Flat White)と呼ばれるコーヒー
これも、アメリカにはないメニュになります。フラット・ホワイトとは、見た目は限りなくカフェ・ラテに酷似しています。しかし、オーストラリアのカフェには、間違いなく、この2つがメニューに共存しており、オーストラリア人はフラット・ホワイトを好んで飲みます。
大きな違いは、フォームドミルクと呼ばれるあわ立てたミルクの量の違いだと言われています。フラットホワイトは、フォームドミルクが少なめで、カップの縁よりも低い位置まで注がれます。一方で、カフェ・ラテは、フォームドミルクをカップの縁に溢れんばかりに注がれています。

フラット・ホワイトは縁の手前までフォームドミルクがある

カフェ・ラテは縁までギリギリのフォームドミルクが注がれる*Streamer Coffee Company名古屋店のラテ
ちょっと分かりにくい写真ですね。申し訳ない。
ボン・ソイ(Bon Soy)はオーストラリアNo.1豆乳ブランド
そして、これは意外でしたが、ボン・ソイとはオーストラリアでは最も人気のある豆乳ブランドです。これを使ったソイ・チャイも提供してくれるそうです。楽天やAmazonではまだ購入できないので、この豆乳が飲めるのは、かなり貴重だと思いますよ!
僕も、メルボルンでこのボンソイのメーカーが行う試飲に行ったことがありますが、そのときに飲んだソイ・ラテは、いわゆる豆乳臭さはなく、とても自然な旨みがあって、飲みやすくて美味しかったです。
ぜひ、皆さんも試してみてください。Q.O.L COFFEEさんは、ソイ・ラテはやってるのかな??
今度聞いてみまーす。
フードもオーストラリアちっく!
Q.O.L COFFEEさんでは、ランチやブランチ向けのフードメニューもオプションがたくさんありました。その中でも、僕はQ.O.L バーガーをチョイス!少し値は張りますが、+150円でスペシャリティーコーヒーを追加できますから、お値打ちです。
そのバーガーがこれ!
サイドにサラダとチップス(フライドポテト)が付いてきます!こんチップスを入れる網が、オーストラリアでよく見かける揚げ物用の容器なので、かなりオーストラリア感が出ています!って、知らない人には気づかれないかも。。。

しかも、バーガーはこのボリューム!
バンズも美味しい、パティはジューシーだし、分厚く輪切りにされた玉ねぎとトマトは、やばいっす!レタスも、もちろんシャキシャキ!!

大満足の一品です!ただ、バーガー食べている間、コーヒー飲めなかったんで、後でコーヒー持ってきてもらうように頼めばよかったです笑
まとめ
・新鮮で美味しいコーヒーとフードが楽しめる
・オーストラリアの要素をふんだんに取り込んだメニュー
もしオーストラリアに行ったことがあれば、オーナーさんとお話ししてみてはいかがですか?
実は、お店の2Fのトイレにカフェの絵が飾ってあったんです。どこか見覚えのある店構えで、オーナーの方に、「あれはオーストラリアにあるカフェですか?」と聞いたところ、『メルボルンにあるカフェで、そこで働いていたんです。』と。
僕、そのカフェ行ったことあったんです。ただし、僕が行ったのは2013年で彼が働いていたのは2016年だということだったんですが。そのカフェもかなり人気のあるカフェでした。そのカフェ情報も最後に載せておきますね。

大津橋の交差点を眺められる席

愛知らしいスイーツ、メロンタルト!
*2018.9.9更新
オープンしてから久しぶりに行ったら、愛知らしいスイーツがありました!
メロンタルト!

ほんとは、メロンがタルトの上の立ってるんですが・・・
店員「2階に上がるときにメロンが耐えきれませんでした・・・(笑)」
全然、問題なしっ!
みずみずしくて、甘くて美味しかった!
「でも・・・愛知でなんでメロン???」
って思う方もいるかもですね。
実は愛知県の渥美半島にある田原市って農業産出額”第1位”なんです。
しかもメロンが超有名!!
道の駅の名前が、『田原めっくんドーム』って言うくらい(笑)
こんなブログ見つけたのでご覧ください。
↓↓↓
http://30s-beginner-surfer.net/tahara_melon/
店舗情報
Q.O.L COFFEEさんは大津橋、大津通と外堀通りの交わる交差点の角にあります。
名古屋市役所・愛知県庁のすぐそばですね。地下鉄なら、「市役所駅」から徒歩4分、「久屋大通駅」から徒歩6分くらい。
でも住所は丸の内です。

開業時間などの詳細は、Q.O.L COFFEEさんのフェイスブックをチェックしてくださいね!
そして、オーナーさんが働いていたカフェが、コチラのDe Clieuさんです。*実は店名までは確認できてないんですが、間違い無いと思います。次回行って、確認して間違えていたら訂正しますね。でもほぼ100%間違いないですけど。
おまけ
こんな風に、点と点が繋がると、コーヒーって奥が深いし、面白いなぁー!としみじみ思います。
本文には、書きませんでしたが、オーナー以外にも、Q.O.L COFFEEさんのスタッフの子が、僕にいきなり
『ニュージーランド行かれてたんですか?』と尋ねてきて、驚きました。全くあったことも話したこともなかったんですから。
すると、彼女は、
『着けているアクセアリーは、ニュージーランドの原住民のグリーンストーンですよね?それに、注文の時に、すでにフラットホワイトのことも知ってたようですし』
と言ってくれました。実は、彼女もニュージーランドに住んでいたことがあるとのことで、またまた驚かされました。
人と人の輪というのは面白いもので、似たルーツを持った人たちが、一つの場所に集まるんですね。
一つの場所で、異なったルーツをもつ人にそれぞれ会えて、普段味わえない不思議な感覚を楽しめました。
ぜひ、皆さんもコーヒーをもっと好きになって、コーヒーを通して、色々なことに興味を持ってくださいね。
どんどんあなたの世界も広がって、日常が楽しくなること間違いなしですよ!
追伸
久しぶりに読み返して見たら、僕がなぜこんなにオーストラリアやニュージーランドに話しているかについて何も書いてなかったことに気づきました・・・・
実は3年くらいオーストラリアとニュージーランドに住んでいた経験があるんです♪
2013年のオーストラリア・メルボルンで行われたWBC(ワールドバリスタチャンピオンシップ)にもスタッフとして参加したりしたんですよ!
もし僕の経歴に興味がある方は、自己紹介を読んでくださいね♪
コーヒー以外にも海外ネタでもお話しできるので、興味がある人はぜひ声かけてくださいね♪
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