みなさん、こんにちは。
コーヒーの香りで、いつもリラックスしているtoshiです。
以下、昨年の2017年のワールドバリスタチャンピオンシップの場合の話です!
※タイトルが2018年になっておりました。当初間違えて書いてしまったものを訂正しています。
本当に申し訳ございません。
コーヒー好きの人でしたら、ワールドバリスタ・チャンピオンシップって聞いたことあると思います。
実は今年の11月はおとなりのコーヒー大国、韓国で開催予定です。
韓国は、冬季オリンピックも控えていますから、慌ただしいでしょうね。
さて、この大会で、コーヒーの何を競うかとか知ってますか?
あんまり大会の概要まで知っている方は少ないですよね。
そもそもワールドバリスタチャンピオンシップとは、なんなのかを簡単に紹介したいと思います。
世界最高峰のバリスタの競技大会
ワールドバリスタチャンピオンシップとは、世界各国の優勝者が集まって、コーヒーの技術を競う大会です。
2000年にモナコで始まって以来、2017年は韓国で行われます。
2007年にはアジア諸国で初めて日本の東京で開催されたりもしました。また、2014年にはイタリアで行われた大会で、日本人の井崎バリスタが世界チャンピオンに輝いてます。
12杯のコーヒーに全てをかける
大会の中では、参加バリスタが、計12杯のコーヒーを作って競い合います。
その内容は、
- エスプレッソ
- カプチーノ
- シグネチャードリンク
この3種類を審査員が4人いるので、全員分を作るわけです。
競技時間は15分と決まっており、その中で12杯のコーヒーを作って、提供しなければいけません。
15分とは別に、準備時間が20分がバリスタには与えられています。
エスプレッソ
30mlのエスプレッソマシンによって抽出されたエスプレッソコーヒーが採点対象です。
ルールには、細かなものもありますが、シンプルにエスプレッソを作って競います。
興味深いのが、エスプレッソと一緒に。きちんと“ナプキン”“クレマ用のスプーン”そして“無味無臭の水”を審査員のために準備しておかないと減点対象になるらしいです。
カプチーノ
カプチーノは、正確にはルールブックにMilk Beverageと記載があります。
ミルクビバレッジとは、牛乳とエスプレッソの組み合わせのコーヒーのことを指していますので、ここではカプチーノとしました。
競技では、240ml以下のカプチーノが採点対象です。
カプチーノもエスプレッソと同じくシンプルですが、カプチーノに砂糖やスパイス、香料をトッピングすることは禁止されているらしいです。
しかも、トッピング行為をすると、「テイスト・バランス」という項目で採点がゼロになるらしいです。
シグネチャードリンク
シグネチャードリンクとは、エスプレッソコーヒーを用いた創作コーヒです。
シグネチャードリンクで、バリスタの創作力やエスプレッソをどう表現できるかの技術を競うことになります。
またシグネチャードリンクに使われる材料は、アルコール以外のものだったら何でも使用することができます。
ただし、シグネチャードリンクは飲める状態でないと採点対象になりません。
予選・セミファイナル・ファイナル
大会は、予選・セミファイナル・ファイナルの3つの家庭があります。
予選は、各国のチャンピオンになった代表バリスタが競い合います。
セミファイナルには、予選を勝ち抜いた16名のバリスタが進みます。
ファイナルは、セミから勝ち上がった6名のバリスタが競います。
採点内容とは!
4人いる審査員の採点内容とは、以下のようになっています。
<3種類のドリンクに対する>
・味の評価
<バリスタに対する>
・ドリンクの提供時の評価
・技術的な面の評価
・プレゼンテーション能力の評価
これらそれぞれが細かい項目がありますが、それぞれを0から6の、6段階評価します。
0:受け入れがたい Unacceptable
1:受け入れられる Acceptable
2:平均的 Average
3:良い Good
4:大変良い Very Good
5:素晴しい Excellent
6:並はずれて秀でている Extraordinary
通訳者の存在
先ほどの採点内容で「プレゼンテーション能力の評価」というのがありました。
もちろん、この大会はそのほとんどが英語で行われています。ただし、世界各国の代表者全てが英語をできるわけではありません。
そのため、大会側が各選手それぞれに通訳者を準備できるようになっています。
競技では、通訳者が、バリスタの言ったセリフを忠実に翻訳するようになっているとのことです。
それでも、バリスタの中には、競技のセリフを英語できちんと説明できるように準備してくる選手もいます。
できることなら自分の口で、審査員には説明したいのが正直なところですよね。
大会を見に行こう!
さて、ここまで読んでくれたあなたは、少しだけでもワールドバリスタチャンピオンシップに興味が湧いたんだと思います!
それじゃ、思い切って韓国に行って、観戦しましょう!!
ってわけにはいかないですよね。
そんなあなたに、オススメなのがライブストリーミング配信です!
ライブストリーミング配信とは、リアルタイム動画配信サービスです。
そうなんです!自宅にいて、韓国で行われるバリスタの競技が観戦できるんです!
しかも、もちろん無料で見れるんですよ!
見方は簡単です!
ワールドバリスタチャンピオンシップ韓国大会の公式ホームページに行きます。
するとビデオ配信画面が埋め込まれているので、そこで視聴可能だと思います!

大会公式ホームページの動画埋め込み画面
ぜひ、臨場感たっぷりのライブ配信で、世界のトップレベルのバリスタのスキルを楽しみましょう!
まとめ
・世界のバリスタが11月に韓国に集結し、世界一のバリスタを決める
・バリスタたちは3種類のコーヒーを作って競う
・たった15分の間で審査員4人に計12杯のコーヒーを提供しながら、プレゼンテーションしなければいけない
・その世界トップレベルのバリスタの熱い戦いが、現地へ行かずにインターネットでも見れる!
実は、僕は実際にこの大会を会場まで見に行ったことがあります。
正確には、見に行っただけでなく、その会場でお仕事したんです。
残念ながら、バリスタとしてではなく、ボランティアスタッフとしてですけどね。
今回の韓国での大会でも、ボランティアスタッフがまだ募集されているので、もし興味があって都合がいいのならば、皆さんも行ってみてはどうですか?
もしかしたら僕も行くかもです笑
2005年バリスタ世界大会準優勝の門脇洋之さんの本もオススメです。
門脇さんは鳥取にお店「カフェ・ロッソ」で本格的なコーヒーを提供されています。
余談ですが、お店までは車でしか行けず。僕は最寄り駅から数十分かけてタクシーで行きました。
遠方から来たことを話すと、そのことを知った門脇さんは、
「良ければ駅までお送りしますよ。」
と言ってくれたことは今でも、きちんと覚えています。
棚の上には、入賞の証のホルダーが飾られていました。
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