みなさん、こんにちは。
コーヒーの香りで、いつもリラックスしているtoshiです。
皆さんは毎日飲んでいるコーヒー、後に残ってします「コーヒー豆の出し殻」はどうしていますか?
僕は、基本的には乾燥させて消臭剤として再利用しています。
そんなコーヒー豆を再利用する方法は、世界中で様々な研究や試験が行われているのはご存じでしょう。
最近、イギリスのベンチャーが、なんと使い終わったコーヒー豆から抽出されるオイルを再利用して、ロンドンバスを走らせることに成功したとのことです!いわゆるバイオ燃料にコーヒーが再利用できるということですね。
さすが、世界一のコーヒー消費量を誇るヨーロッパ!
コーヒーで走るロンドンバスなんて、さらに素敵ですね。
コーヒーオイルを再利用した燃料とは?
コーヒーを再利用したバイオ燃料を製造する事業に乗り出したのは、イギリスの新興企業「バイオビーン」です。
彼らのオフィシャルホームページのデザインが、分かりやすくて可愛いですね。

「コーヒーの出し殻からクリーンな燃料を。」のキャッチコピー。引用:バイオビーンHP
このバイオビーンは、コーヒーの出し殻を再利用した、暖炉用の薪の代替品も作っているようです。
しかも、木よりも長くよく燃えるとのことです。
さて、話がずれましたが、ロンドンバスを走らせるバイオ燃料とは、コーヒーの出し殻を集めて、専用の工場で乾燥させ、コーヒーオイルを抽出するそうです。
その抽出したオイルを、他の燃料とブレンドさせ、クリーンディーゼルに使用可能なバイオ燃料とするそうです。
今回のプロジェクトは、バイオビーンを世界的に有名なガス会社シェルが開発協力しています。
バイオビーンは、コーヒーの出し殻の特徴をこのように話しています。
どこで、同社はロンドンだけでも年間20万トンのコーヒー豆の出し殻が捨てられている事実に注目し、今回のプロジェクトに踏み出したとのことです。
今後、このプロジェクトは、ヨーロッパだけではなく、世界中に広まっていくと、バイオビーンの代表は力強く語っています。
コーヒー消費量の推移
世界で最もコーヒーを消費しているのは、現在はヨーロッパであるのは間違いありません。
ここ5年以内の統計を見てみましょう。
下の表は、全日本コーヒー協会が出している世界の消費量の推移です。元のデータは、国際コーヒー機関が出している統計を翻訳したものです。

世界のコーヒー消費量 引用:全日本コーヒー協会

世界のコーヒー消費量の推移 引用:国際コーヒー機関 *2016年は予測値
この表をもっと視覚的にわかりやすくしたグラフがあるので、そちらもご覧下さい。

世界のコーヒー消費量の推移 引用:国際コーヒー機関
この資料から分かることは、そうなんです!
アジア諸国のコーヒー消費量の増加率が飛び抜けて高いんです!
バイオビーンの代表者は、「次に狙うはアメリカだっ!」と言っていますが、個人的にはアジア諸国だと思います。
狙うはアジア?日本もいける!!
皆さんもご存知の通り、ここ数年の間でアジア諸国の成長具合は、凄まじいものがあります。
例えば、タイ、インド、インドネシア、そして中国。
これらの国は、以前は発展途上国でしたが、どんどん大きな資本の力が流れて新興国として、経済成長しています。
もちろん、僕らが住む日本も、コーヒーの消費量で行くと例外ではありません。
毎年増え続けるコーヒー消費量を見過ごすわけには行きません。何より、自動車大国の日本が、バイオ燃料の開発に力を入れれば、
その結果は素晴らしいものが生まれるはずです。ぜひ、コーヒー愛国の日本をはじめ、アジア諸国一丸となって取り組んでほしいですね。
他にも使えるコーヒー豆の再利用方法
実は、コーヒー豆の出し殻は、燃料のみではなく、他にも面白いプロジェクトが行われています。
例えば、オーストラリアでは、同じようにカフェやレストランから出し殻を集めて、その出し殻を利用して、マッシュルームの苗床を作っています。

コーヒーの出し殻を再利用したマッシュルーム生育キット 引用:Life Cykel
世界では、いろいろな取り組みをしているので、あなたも是非何か新しい再利用方法を生み出してはいかがですか?
まとめ
毎日楽しむコーヒーですが、後に残る出し殻の使い方を、改めて考えるいい機会になりそうですね。
今回紹介したニュースが、個人でできる規模ではありませんが、何かあなたにもできることがあるはずですよね。
彼らも、はじめは小さな1歩だったことでしょう。
とりあえずは、出し殻を再利用するために、家庭用の生ごみ処理機などを使用して、家庭菜園などに再活用するなどどうですか?
最近では、生ごみ処理機も簡単に手に入りますしね。
オススメの生ごみ処理機です。忘れていけないのが、自治体によっては生ごみ処理機の費用の助成金もあるとのこと。
是非、チェックしてみてくださいね!
できるところから、少しずつ。
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