親日国としても知られていて、日本からの観光地としても人気で、さらに日本への観光客が韓国と中国に次いで多い国、それが台湾です。
台湾の人々の親日ぶりは、東北大震災の際の義援金で大きく取り上げられましたね。
(なんとたったの2500万人くらいの人口の台湾が、米国とほぼ同金額の義援金を送ってくれました)
そんな親日で有名な台湾ですが、台湾産コーヒー豆の存在については、ほとんどの人が知らないと思います。
「えっ、台湾って行ったら烏龍茶じゃないの?」
と言うように、台湾のお茶はとても有名ですよね。
観光地で有名な台北や台南、どこに行っても台湾のお茶に出会えるでしょう。
でも「台湾産のコーヒー」なんて聞いたことないなー・・・ってなるのはしょうがないことなんですが。
そもそも台湾産のコーヒー豆の生産量はとても少なくて市場に出回るほどではないんです。
コーヒー豆に力を入れている台湾のカフェに行って、ようやく見つけることができるんですが、価格を見て驚くと思います。
そんな台湾産コーヒー豆ですが、なんと日本にいながらにして味わうことができるんです。
台湾産のコーヒー豆を輸入・販売しているのがMEILI COFFEEさんです。
今回、MEILI COFFEEさんの台湾産コーヒー豆をみなさんにご紹介しますね。台湾らしい香りがする他の国に勝る品質の高いコーヒー豆ですよ。
目次
台湾のどこで珈琲豆が作られてるの?
まずはコーヒーベルトと呼ばれる珈琲豆の産地が集まる地域を表した地図をみてみましょう。

すると北の端に台湾が入っているのがわかります。気候条件などでも台湾がコーヒーの産地として適しているんですね。
そんな台湾の土地柄、実は台湾全土で珈琲の栽培は可能なようです。
台北で有名なカフェ「森高砂珈琲」では多くの台湾産コーヒー豆を取り扱っています。

台湾の全土に産地の名前が示されている
お茶ばかりが有名な台湾ですが、まさかこんなにたくさんの珈琲産地があるとは驚きますよね。
しかも日本からも近いため、とっても新鮮なコーヒー豆が手に入れられることができると思うと、とても魅力的な生産国です。
台湾でも高価な台湾産コーヒー豆を普及させるMEILI COFFEEさん
そんな台湾産の珈琲豆を日本に広めようと普及活動をしているのが、僕が今回台湾産のコーヒー豆を購入したMEILI COFFEEさんです。
MEILI COFFEEさんについては、リンク先をご覧いただけると詳しいことがわかります。
さきほど紹介した台北のカフェ「森高砂珈琲」ではないですが、台湾でも台湾産コーヒー豆を見つけることができますが、非常に高価です。台湾は比較的物価が安いため、より割高に見えてしまうのが実情です。
必然的に、日本でも購入しようとすると、他の豆に比べて何倍も高くなってしまいます。
これは生産量の問題があるので、どうしようもないことです。
MEILI COFFEEさんのサイトなどを見ることで台湾の珈琲豆事情を知ることができますので、ぜひご覧になってください。
元茶農家が生産する珈琲豆
さて、そのMEILI COFFEEさんが販売する台湾産珈琲豆の1つにもともとはお茶農家さんだった農園があります。
実は台湾での珈琲豆栽培は、意外にも歴史が古いようです。
日本が台湾を統治していた太平洋戦争以前に、天皇への献上品として栽培が始まったとのことです。品質が高いことも納得が行きますよね。
しかし、戦争の影響や中南米の国々の大規模農園かつ機械科に押されてしまい、台湾のコーヒー豆生産は下火になって行きました。
それから年月が経ち、世界的なコーヒーブームも後押しし、再び台湾での珈琲豆生産が注目してきています。台湾政府も栽培を後押しし、だんだんと生産量は伸びているそうです。

風味豊かな2つの台湾産コーヒー豆を味わう
今回はそんな台湾産コーヒー豆を販売するMEILI COFFEEさんが販売する豆のうち、2種類の豆を購入しました。
●台湾梅山産(琥珀農園)スペシャリティコーヒー
梅山と書いて台湾では“メイシャン(mei shan)”と呼びます。

こちらは表示によると、浅煎りで水洗い式(フル・ウォッシュド)の精製過程です。そのため「コーヒーらしい香り」が特徴的です。

比較的小粒のアラビカ種らしい風貌をしていますね。
○飲んだ印象
台湾梅山は『個性的な風味に甘味もしっかりあり、それでいて飲みやすい』と説明がありましたが、その通りでいて、かつアフターテイストに甘さと芳醇な香りが感じられました。
琥珀農園さんは、もともとお茶屋農家さんだったのを珈琲農家へ転身されたとのことです。その実力は、2016と2017年に台湾の珈琲コンテストでコーヒー豆が優秀賞を受賞しているほどです。
生産方法に特徴があり、無農薬で栽培し、収穫も全て手積みとのこと。また、実は紫色で収穫すると甘味が増すとのことで、実が紫にならなければ収穫しないこだわりぶりです。
●台湾東山産(大鋤農園)スペシャリティコーヒー
東山と書いて台湾では“ドンシャン(dong shan)”と呼びます。

こちらも浅煎りで水洗い式(フル・ウォッシュド)の精製過程は、梅山の豆と同じようです。

梅山の豆よりは一回り大きな感じですね。これも同様にアラビカ種の豆ですよ。
○飲んだ印象
台湾東山は『農夫が言うような烏龍茶のようにスッキリしながら甘味もあります。味わい豊かな風味がある。』との説明があるように、クセになる苦味に近いテイストがあり、烏竜茶と表現するのも納得できました。
但し、“烏龍茶”と言っても、日本で飲む市販の烏龍茶ではなく、台湾で飲まれる茶葉から煎れた烏龍茶です。
面白いことに、アフターテイストも、ウーロン茶のようなコーヒーのような興味深い味わいが口に広がります。
大鋤農園は有名になり始めており、台南の林百貨店でも商品を取り上げられているほど魅力的な農園らしく、今後更に手に入りにくくなると言われています。
まとめ

珈琲の魅力って、リラックスなど色々ありますが、今回のように日本にいながらにして、世界各国の味と香りが楽しめるのも大きな魅力の1つですよね。
そんな中で、まだ多くの人が知らない台湾産の珈琲豆を楽しむことができるのは、珈琲好きには嬉しいですね。
もちろん、現地に行って飲むのも僕はオススメしています。
旅行の目的をコーヒーにして、色々な国を回ると、その国の雰囲気、人そして文化も知ることができます。
もちろんその体験は、現地で飲むコーヒーにも大きな影響を与えることでしょう。
旅行 x コーヒーについて興味がある方は、下のページもぜひご覧ください。
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旅行 x コーヒーのページ
商品情報
本日紹介した台湾産珈琲豆を扱うMEILI COFFEEさんの情報は以下リンク先よりご覧ください。
★クラウドファンディング(CAMP FIRE)
https://camp-fire.jp/projects/view/79395
★Instagram
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