みなさん、こんにちは。
コーヒーの香りで、いつもリラックスしているtoshiです。
あなたも一度はコーヒー屋さんに行ったことあると思いますが、驚くほど多くの道具が並んでいて戸惑ったことありませんか?今回は、そんなコーヒーを淹れる道具の種類についてお話ししたいと思います。
実際に購入する際に迷わないために、どんな種類があるのかを簡単に知っておきましょう!
ちなみに、このブログではコーヒーの『香り』を楽しんでもらいたくて書いていますので、全自動コーヒーメーカーなどの道具は一切話に出てきません。*エスプレッソマシンは別ですが。
最近では、スタバなどのエスプレッソ系コーヒーを扱うカフェが人気で、ひと昔前の”純喫茶”はあまり見かけませんので、エスプレッソマシン以外のコーヒーの道具を見慣れない人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、僕の住む名古屋は、今でも純喫茶は星の数ほどあります。また、上記のように言いましたが、スペシャリティコーヒーの登場で、こだわりのあるお店では、ドリップコーヒーやフレンチプレスも需要が増えているはずです。
目次
コーヒーの抽出方法の違いが道具の違い
1.ハンドドリップ(プワオバー)
はじめに紹介するのは、いわゆる純喫茶でよく見るタイプの、挽いたコーヒー豆を入れた道具に、上からお湯を注いで淹れるタイプです。
手でお湯を注ぐ様子から日本では”ハンドドリップ”、海外では”プワオバー(pour over)”と呼ばれています。
このハンドドリップの道具には大きく分けて2種類のタイプがあります。
それが下の「ペーパーフィルター」と「金属フィルター」です。これらの特徴は、注ぎ方の加減を変えることで、コーヒーの味をコントロールできることです。
ペーパーフィルター
名前の通り、”紙”のフィルターを通してコーヒーを抽出させるタイプです。代表的な道具は、
ハリオV60、カリタ ウェーブドリッパー、メリタ、コーノ式フィルターなどがあります。
ペーパーフィルターの場合、味のコントロールができる一方で、抽出時にコーヒーの油分などはペーパーに付着してしまうため、すっきした味わいに仕上がる傾向があります。
金属フィルター
こちらはフィルターが”金属”になっています。そのため、先ほど話したように紙のフィルターでは抽出できない、コーヒーの油分や細かな風味もダイレクトに味わうことができます。
またハンドドリップには変わりないので、コーヒーの仕上がりをコントロールできます。
こちらを使用する場合は、豆の品質には気をつけましょう。味がもろに質を表現します。
2.フレンチプレス
これは、僕がオススメする道具です!特にスペシャリティコーヒーには定番となっています。
なぜなら、フレンチプレスも仕組みは金属フィルターと同じなんです。そのため『コーヒー豆の本来の風味特性をダイレクトに』抽出できます。
加えて挽いたまめにお湯を注いで、4分待つだけで出来上がってしまうんです!
朝の忙しい、あなたに、とっておきじゃないですか!!
実際に、僕も朝のバタバタしている時も、手軽に美味しいコーヒーが飲めるので活用しています。
ただし、デメリットもあるので、しっかりお伝えしますね。
それは、底にカスが貯まってしまうんです。これが、どうしても許せない人もいると思います。舌触り良くないですからね。
これを極力避けるためには、もったいないですが、最後の方は捨ててしまうことです。
それでも僕はこの道具をオススメします!
3.エアロプレス(AeroPress)
これは、他の道具とは全く違ったコーヒーに仕上がります。
と言うのも、このエアロプレスは圧力を用いてコーヒーを淹れるため、どちらかと言うとエスプレッソよりなコーヒーに仕上がります。
実際は、エスプレッソほど濃くはありませんが、ドリップコーヒーなどに比べて濃いめのコーヒーに仕上がりますので、ミルクなどを混ぜたい気分の時はいいですね。
このエアロプレスも作業時間自体は、2分くらいで済むため忙しい人にはオススメかもしれません。少し部品が多いので後始末が面倒だとは思います。
4.アメリカンプレス
お次はフランスに対抗してアメリカです!さすがアメリカは負けず嫌いですね。
フレンチプレスがあるからと言って、とりあえずアメリカの名前がついた道具が欲しくて開発したらしいです・・・と言う冗談はさておき。
アメリカンプレスとは、意外に最新の抽出方法なんですよ。なんか名前の響きは以前からありそうですよね。
その抽出方法は、フレンチプレスに極めて似ているんですが、圧力の利用して抽出する点は、エアロプレスに似ています。
そのため、アメリカンプレスは「エアロプレスとフレンチプレスの間」くらいにイメージになるようです。
アメリカンプレスも実は、金属フィルターを使用します。ただし、そのメッシュの目がかなり細かいのが特徴です。
これにより、フレンチプレスのデメリットであるコーヒー豆の微粉が少ないです。これは大きなメリットだと思います。
ただし、デメリットもあります。それは洗浄です。
フレンチプレスと異なり、コーヒー豆用のポッドがあり、それに挽いた豆を入れるため、人によっては洗い易いとの評価もあります。
しかし、実際は金属フィルターの目が細か炒め、かなり洗いづらいです。また、プランジャー(ガラスの瓶の部分)が細いため、人によっては手が入らないことも。
さらに、価格が高価なため、気軽に購入できるものではないと思います。
ただし、そのルックスと質を兼ねそろえた道具として考えた場合、その価格も妥当なのかもしれません。
番外編.エスプレッソマシン
エスプレッソマシンは、多くの人が一度は使えるようになりたいと憧れる道具ではないでしょうか?
冒頭でも言いましたが、他の道具に比べるとコーヒーの香りを楽しむ意味では不向きかもしれませんが、やはり「コーヒーを作る楽しみ」を考えた場合、エスプレッソマシンも1つの選択肢になると思います。
エスプレッソマシンにも家庭用マシンがある!
カフェに行くと、キラキラ輝くかっこいいエスプレッソマシンがカウンターに鎮座しているのをみると、コーヒー好きは間違いなく欲しくなるのではないでしょうか?
僕はそうでした。だから買いました笑。
かと言って、カフェにあるような馬鹿でかいものは、性能はもちろん業務用!
そして、お値段もかなりの業務用です!!
はっきり言って、車が買えるほどのお金が必要になります。
ただし、エスプレッソマシンには、業務用と家庭用の2種類があるんです。家庭用は、業務用に比べると以下の特徴があります。
・価格がかなりリーズナブル!それでも他の道具に比べると高いですが・・・
・家庭用のため、ほとんどが連続抽出や抽出とスチーミング(ミルクの泡だて)を同時にできないなど、性能は劣る
ただし、自分用や、少人数のお客さんには十分対応可能なものもたくさんあります。
目的や気分によって変える楽しみがある!
「コーヒーを作る(淹れる)」と一言で言っても、このように選択肢がいくつもあるんですね。
それぞれの道具の特徴やメリット、デメリットを理解することで、もっと楽しく、もっと美味しいコーヒーを楽しむことができるようになるはずです!
僕も、まだまだ試したことのない道具がたくさんあるので、1つ1つのんびり試していきたいです!
そして、その日の気分や、目的に応じて道具を使い分けると、さらにコーヒーの道に深く深く入っていくでしょうね。
香りを楽しみたい僕は、僕のオススメは、ハンドドリップやフレンチプレスですけどね!

参考記事:ミルの使い方を簡単に紹介します!!
ぜひ皆さんも、あなたの好きな道具を見つけてくださいね!
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